病院内保育所を開設するメリット
病院内保育所を開設し運営する為には、直営でも委託でも多額のコストが必要となってきます。しかし、厚生労働省が平成29年に発表したデータでは約半数に当たる43.8%の病院が病院内保育所を設置しています。なぜ、多額の費用をかけて病院内保育所を運営しているのかを解説していきます。
医師・看護師などの医療従事者が働きやすい環境の整備
病院内保育所を設置する大きなメリットの一つが働きやすい環境の整備の実現です。地域の認可保育園では、子どもを預けていても時間になったら迎えに行かなければならない保育園がほとんどです。そうなってしまうと、急患の対応や担当の患者の容態が急変した場合に対応できなくなってしまいます。
医療機関の特性を十分に理解した病院内保育所を設置することによって、保護者が安心して働いて頂く環境作りが行えます。また、病院内保育所では0歳児から預けられるところがほとんどなので早期職場復帰支援も行えます。
72時間ルールの順守
『72時間ルール』とは、『夜勤をする全看護師の夜勤時間の合計』から『夜勤をする全看護師の人数』を割った数字が72時間以内にならなければいけないというもので、看護師が過剰な夜勤労働をしないために設けられています。看護師の夜勤時間は、病院が請求する入院基本料に大きく関わっており、病院が国に入院基本料を請求するためには、看護師の平均夜勤時間が72時間以下であるというルールを厳守する必要があります。
その為、病院内保育所を設置し働きやすい環境を提供するだけでなく、夜間保育も実施する事で子育て世代も夜勤することが可能となり、72時間ルールを順守できます。それが病院経営の安定化にも繋がります。
多くの院内保育所を受託しているアイグランへの運営委託
アイグランは、約500施設(認可保育園と認可外保育園含む)を運営する会社で、病院や企業等から委託を受け、事業所内保育園を約340施設運営しています。院内保育園の運営実績でも全国最大規模を誇ります。病院内保育所の存在理由を考えた運営を行っておりますので、院内保育園を検討している方は、ぜひお気軽にご相談下さい。
アイグランの保育
アイグランが大切にしている考え方や理念・方針、特色を紹介します
委託のメリット
保育園の運営を委託した場合のメリットについて紹介します
実績・お客様の声
当社の運営実績とお客様から頂いた声を紹介します