保育園経営者必読!失敗しない委託業者の選び方
自社に保育園を設置したい、と考えた場合、自分たちで運営するか、保育事業者に委託するべきか、委託する場合は どの事業者に委託するべきか、迷われる方も多いのではないでしょうか。
本日は、保育園の運営委託先を考えている事業者様に ぜひ押さえていただきたい、失敗しない委託業者の選び方について解説させていただきます。
委託業者を選ぶ際のポイント
①保育園の運営受託実績
企業主導型保育事業が始まった2016年以降、保育業界も新規参入が進み、保育事業を営む会社も増えました。
待機児童も解消に向かい、新規立ち上げに制限がかかる中で 保育園の運営委託事業に参入しようとされている事業者も多いです。
しかし、自園の運営と、他法人の保育園の運営は、似て非なるものであり、自園ではうまくいっても、設置目的や環境の異なる他園の運営委託では同じようにうまくいかない場合も多々あります。
運営委託先を検討する場合は、運営委託実績がどれくらいあるか、また 自分の園の条件(地域や定員、事業形態等)と合致する保育園の運営実績があるかどうかをきちんと確認しましょう。
②認可保育園の運営実績
認可保育園とは、厚生労働省管轄の児童福祉施設で、国が定めた厳しい基準をクリアした上で 都道府県知事に認可された保育園です(一般に自治体の公募により申請するケースが多いです)。設備や人員配置、保育内容等が基準以上であるだけでなく、競合となる他事業者よりも様々な点で魅力的であることをプレゼンする必要があり、より質の高いサービスや運営の安定性が求められます。
つまり、認可保育園を設置・運営している保育事業者は、都道府県認可がもらえるレベルの質の高いサービスや運営の安定性が保証されていると見ることもでき、さらにそれが複数エリアで実施している場合は、エリアで変わる様々な基準もクリアできていることの証明になると言えるでしょう。
③柔軟な対応力
企業主導型保育園や事業所内保育園、院内保育園の設置目的は様々だと思いますが、せっかく自社の保育園を設置するのであれば 認可保育所では対応できないお子さんを預かったり、サービスを提供したりしたいものです。しかし、委託業者によっては 提供するサービスの型が出来上がってしまっていて、希望通りの保育が実現しないケースも多々あると思います。
「認可外保育所」だからこそ、認可保育所では実施例が少ない夜間保育(24時間保育含む)や休日保育、学童保育、病児保育等 を実施したいと考える事業者様もいらっしゃると思いますし、その他 今では想定していない事情が発生するかもしれません。そういった場合にも柔軟に対応できる事業者を選定するとよいでしょう。
保育運営 委託業者の紹介(敬称略)
株式会社 アイグラン
北は北海道から南は沖縄まで、全国津々浦々 450施設以上の認可保育所・事業所内保育所・院内保育所・企業主導型保育所を20年以上営む老舗の保育事業者です(認可保育所は全国90園近く 設置・運営しています)。300近くの事業所内保育所等を運営していることもあり、夜間保育や休日保育、学童保育、二重保育等 様々な保育ニーズに対応しています。
ライクキッズ 株式会社
保育事業の他、介護や人材派遣・紹介等 幅広いサービスを提供している保育事業者です。直営の「にじいろ保育園」をはじめ、学童クラブ 、児童館など、公的な保育施設の運営を行っています。
株式会社 グローバルキッズ
「子ども達の未来のために」を企業理念に掲げながら、保育事業の運営受託だけでなく、保育園の給食調理の受託、保育園の新規開設企画・運営コンサルティングを行っています。