少子化を迎える中での保育所の在り方
日本の人口は今後も減少傾向が続くといわれており、少子化を迎えていく中で、時代の変化に伴い保育所の在り方も変わってくると考えられます。
そこで今回は、今後の保育所の在り方と求められることについてご説明させていただきます。
保育業界の今後について
厚生労働省の発表によると、合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子どもの数)が2021年は1.30であり、6年連続で低下しております。合計特殊出生率が1.5未満が「超少子化」水準で、1.3未満はさらに深刻な状態とされておりますので、かなり深刻な状態といえるでしょう。
また、出生数については、81万1604人と前年比2万9231人減で6年連続で過去最少となっており、人口減少、少子化の加速に拍車がかかっている状況です。
※参考:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA02A7D0S2A600C2000000/
そのような状況の中で、厚生労働省の調査結果からも、以下の図の通り、保育所の利用児童数が2025年にピークを迎えることが見込まれると発表されております。既に、人口減少の影響下にある自治体では、定員割れにより保育所の運営が困難となっているところもあり、保育の在り方については、少子高齢化の急速な進行も踏まえ、離島・へき地を含めた人口減少地域等における保育に関するニーズの見通しや取組事例を把握するための実態調査の実施など、その実態の把握や対応策として何が考えられるかの検討に着手すべきであると言われております。
上記の通り、今後、保育所の利用児童数が減少に転じていく中で、保育園は淘汰され、利用者から選ばれる時代となっていくことが考えられます。
そのような状況の中で生き残っていくために求められることについて、以下にお伝えさせて頂きます。
今後、保育所に求められること
上記で申し上げた通り、今後は保育所も利用者から選ばれる「競争の時代」になっていくことが考えられます。せっかく費用をかけて保育所を設置していても、利用してもらえなければ意味がありませんので、他園との差別化を図り、利用者から「選ばれる保育園」にしていかなければなりません。
そのために重要なポイントとなることは、以下の通りです。
①事業所内保育所ならではの柔軟な対応
事業所内保育所においては、事業所の特性に合わせた開園概要や、延長保育、夜間保育、病児保育等、認可保育園ではまかなえない独自の柔軟な対応を行えることが強みであるため、必要なニーズに応じた柔軟な対応を行うことで、他園との差別化を図ることが出来るでしょう。
②質の高い保育の提供
事業所内保育所は託児的なイメージを持たれることも多いかと思いますが、ただ預かるだけの託児的なものではなく、日々のデイリープログラムや保育計画に基づく質の高い保育の提供や、しっかりとした安全管理の徹底等、保育の質を高めていくことで、保護者の安心感に繋がります。
③特徴的なプログラムの提供
質の高い保育の提供と併せ、目玉となるような独自の教育プログラム等があると、他園との差別化となり、「この保育園に預けたい」と思ってもらえる魅力のある保育園になるでしょう。
委託運営実績数日本トップクラスであるアイグランへの運営委託
事業所内保育所を設置したものの 運営に課題を抱えている方は、その運営を保育のプロ(保育事業委託会社)にお任せすることをお勧めいたします。
アイグランは、日本全国で保育関連施設を約500施設(うち事業所内保育施を設約360施設(企業主導型保育施設含む))運営する会社で、事業所ごとで様々な経験や事例実績がございます。認可保育園の運営実績もあるからこその高品質な保育の提供や運営管理体制、安全管理の徹底、また他園との差別化となるような教育プログラムの提供等もございます。お気軽にぜひご相談下さい。
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